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デジタルで変わる中国

中国・深圳は今非常な勢いで変貌しているののですが、 そんな深圳のファーウェイ本社社員が、アプリやウェブ・サービスなどデジタルなトレンドから中国の「 いま」を伝えるコンテンツがHAUWEIから発信されています。

古代の慣習がよみがえるオンライン・コンテンツへのチップ「打賞」

中国で人気のSNS――微信(WeChat)を筆頭に、微博(Weibo、中国版Twitter)、知乎(ジーフー、Q&Aコミュニティ・サイト)、簡書(ジャンシュー、コンテンツ共有サイト)など――を見ると、「打賞(ダーシャン)」「賛賞(ザンシャン)」「賞(シャン)」というボタンに気づくでしょう。これは、投稿や写真、動画をおもしろいと思ったユーザーが、作者にチップを支払うためのものです。

微信で人気のブログ『槽辺往事(ツァオビィエンワンシー)』では、著者が自分の誕生日に投稿した記事で数日のうちに6,000人以上の読者から賞をもらった。1人あたりの金額は5人民元(約80円※)からなので、この記事だけで少なくとも3万人民元(約48万円※)を受け取ったことになる

これは欧米式のチップをまねたものではありません。「賞」の習慣は、紀元前にまでさかのぼります。前漢の宣帝(在位:前74年~前48年)が四川の文人・王褒(ワン・バオ)の文才を見初め、作品の質に応じてほうびを授けたのが始まりとされ、以来、皇帝が優れた文学作品に「賞」を与えることで多くの文人が育っていきました。また、路上で芸をして見物人からおひねりをもらうという大道芸の伝統も古くからあります。こうしたチップの習慣は長らく続いてきましたが、出版やエンターテイメントが産業化するにつれて、著者や演者に直接お代を支払う文化は廃れてきました。

ところが、SNSのように誰もが発信できるメディアが普及し、オンラインでの支払いが簡便かつ身近になったことで、チップの習慣がデジタルの世界で復活してきたのです。著作権に対する意識の高まりや、海賊版コンテンツ撲滅の動きとともに、質の高いコンテンツにはきちんと対価を払うべきだと考える人が増えてきたことも一因のようです。人気のブログや動画チャンネルでは、1コンテンツで数十万円もの賞を集めることも珍しくありません。

QRでチップを受け取るウエイター。店舗での打賞は3~5人民元(約48~80円※)程度が相場

さらに、オンラインで広まった打賞の習慣がオフラインにも波及し、レストランや小売店で微信支付(WeChat Pay)のQRコードを身に着けた店員がスマートフォンから電子マネーでチップをもらう光景も見かけるようになりました。古代の習慣がインターネットを経て復活し、現実の世界にも新たなチップ文化を根付かせることになるかもしれません。(HUAWEI)

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