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世界中のフリーランスに共通する驚くべき10の事実

フリーランスが流行の兆しを見せています。米国だけで5500万人のインディペンデント・ワーカー(独立労働者)が存在し、Forbesよるとその数は2020年までに全労働者の50%に達すると予想されています。インターネットを通じて個人が仕事をする「ギグエコノミー」は拡大の一途を辿っていますが、その内実はつねに変化し続けています。

こうした変化を探るため、フリーランスのサポートをしているAND COが世界中のフリーランサー数百人を対象に、包括的なアンケート調査を行いました。

Video: AND CO/Vimeo

インタビューを受けたフリーランサーは、職種(クリエイティブ、ストラテジスト、エンジニアなど)、経験ともに多岐にわたる人たちです。彼らは共通して、キャリアパスを自分でコントロールしたいという基本的な欲求をもっていました。

以下、今回の調査で明らかとなった、少し意外な実態を10個紹介します。

1. フリーランサーの多くが新規参入者である

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フリーランスの40%が、1〜3年の新規参入者
Screenshot: AND CO

回答者の3分の2が、フリーランスになって3年未満だと答えています。これは、従来型の働き方から独立した働き方への移行現象が、ここ数年で活発化していることを如実に示すものです。世界中でコワーキングスペースを展開するWeWorkや、クラウドソーシングサービスを提供するUpworkといった企業の台頭がこのトレンドの確かな証拠といえます。フリーランスが増えただけでなく、フリーランスのためのリソースもかつてないほどに増えているのです。

2. フリーランサーは自分たちのことをさまざまな呼称で呼んでいる

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「フリーランス」「自営業」が全体の60%
Screenshot: AND CO

ギグエコノミーがもたらした興味深いトレンドの1つは、「フリーランスのネガティブな烙印」に対する反感の広がりです。これは、従来型の仕事に就いていない人は無計画、あるいは企業の職務を果たせない人間であるという偏見のこと。実際、アンケート回答者の60%が、フリーランスの烙印を感じたことがあると答えています。

また、フリーランサーは、自分たちのことをさまざまな呼称で呼んでいることも面白いポイントです。1番多いのは「freelance(フリーランス)」ですが「self-employed(自営業)」「 side-hustler(サイドハスラー)」「founder(創設者)」などの呼称も多くみられました。

3. フリーランスは多面的

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2〜3つのスキルを持っている人が60%
Screenshot: AND CO

私たちはこの調査を「The Slash Workers(スラッシュ・ワーカーズ)」と名付けました。回答者の95%が、2つ以上のスキルを売りにしていると答えているからです。また、回答者の3分の1は、3つ以上のスキルを駆使していると答えています。

  • テクノロジーてんこ盛りで登場の予定

複数のスキルを売りにするのは、経済的理由と個人的理由とがあります。経済的な観点でいえば、スキルを多様化することでそれだけチャンスを広げられることになります。一方、フリーランサーが独立した理由として1番多く挙げていたのが、「個人的な成長のため」でした。さまざまなクライアントやプロジェクトに関わることで、プロフェッショナルとして成長できるチャンスが溢れているということです。

4. 男女の格差はフリーランスにもある

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女性より男性のほうが圧倒的に収入が高いという結果に
Screenshot: AND CO

最も残念だったことの1つは、フリーランスの世界にも収入に男女の格差があったことです。女性は男性よりも収入の最下層に入っている割合が高く、男性は女性に比べて15万ドル以上の年収を得る可能性が4.5倍高いことがわかりました。これにはさまざまな要因が考えられますが、フリーランスの報酬が、独立前の年収をベースに計算されることもその1つかもしれません。

5. 独立してから生活の質が向上したと答えている

今回調査したフリーランサーの多くが、独立したことで、経済的な安定性が高まったとは感じないと答えています。一方で、その68%が生活の質が向上したと言っています。どういうことでしょうか? フリーランサーは、収入よりも自由や柔軟性のほうが好きだからだと考えられます。また、デジタルノマドをしている人にかぎれば、回答者の77%が生活の質が向上したと報告しているのは興味深いことです。

6. デジタルノマドは多くのフリーランスにとって魅力的なライフスタイルである

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1つの場所に定住するよりもノマドのようなライフスタイルを希望する声が圧倒的に多かった
Screenshot: AND CO

今回調査したフリーランサーの25%が、世界各地の都市でデジタルノマドとして暮らしていると答えています。また、回答者の60%が将来、こうしたタイプのライフスタイルを検討したいと語っています。デジタルノマドへの移行を妨げる要因は何でしょうか? 周到な準備が必要なことに加え、回答者の50%がより多くの企業がリモートワークの機会を提供してくれることを望むと答えています。

7. パーソナルブランディングは重要である

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個人的なネットワークが重要という結果に
Screenshot: AND CO

フリーランサーたちは、ソロプレナー(独立事業専業者)としての地位を確立しはじめると、パーソナルブランディングやマーケティングの大切さを実感するようです。回答者の40%以上が、パーソナルブランディングが、仕事のなかで重要な位置を占めると答えています。その方法としては、個人ネットワーク、オンラインポートフォリオ、ウェブサイト、ソーシャルメディアなどが挙げられています。

8. フリーランサーはワークライフバランスを重視している

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ワークライフバランスの充実を求めている人が多数
Screenshot: AND CO

さまざまなレビューや批評を掲載しているThe New Yorkerが、ギグエコノミーが長時間労働を助長すると批判していました。ソロプレナーの労働時間が週40時間を超えがちなことは事実ですが、フリーランサーはワークライフバランスをとても大事にしています。実際、彼らが挙げたキャリアゴールの第1位は、スケジュールの柔軟性とワークライフバランスでした。

9. フリーランサーの多くはグローバリゼーションをチャンスと見ている

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71%のフリーランサーがグローバリゼーションをチャンスと捉えている
Screenshot: AND CO

世界がボーダレスになり、仕事や旅行のスタイルが流動的になるにつれ、自国の外で仕事を見つけることが、これまで以上に容易となっています。今回調査したフリーランサーたちは、グローバリゼーションをリスクではなく、チャンスとみなしています。

10. ずっと独立したままでいたいと答えるフリーランサーも多い

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たった6%のフリーランサーが一時的な選択肢と回答
Screenshot: AND CO

「人は仕方なくフリーランスになる」という世の中の固定概念に反して、今回調査したフリーランサーの41%が「一生」フリーランスでいたいと答えています。また、フルタイムの仕事を見つけるまでのつなぎとしてフリーランスをしていると答えた人は、全体のわずか6%にすぎませんでした。

フリーランス界隈で起きる次の動きはなんでしょうか? 回答者たちは、自分たちのビジネスを管理するためのインフラやソリューションが欲しいと語っています。また、Freelancers Unionのような団体があるとはいえ、インディペンデント・ワークの欠点の1つはコミュニティの欠如であるとも話していました。(Lifehacker)

私もフリーランサー業務を行なっていますが、自分の時間やスキルに応じて様々な仕事ができるこのワーキングスタイルは魅力的です。ネット環境やコワーキングスペース・クラウドソーシングといった環境が整ってきた分、クラウドソーシングサイトや支払い管理、など煩雑になってきているのでそれぞれ使い分けが必要ですが、それぞれのサービスのアカウントを登録すれば一括管理できるサービスがあればヒットするだろうとは思います。セキュリティに気を使うのでGoogleやらFBなどがやってくれると良いのですが。

ギグエコノミーはエンジニアやデザイナーといった人たちが中心ですが、今後はゴミ掃除や家事代行などちょっとしたこともネットで請け負えるようなってすそ野が広がっていきそうです。

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