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サッカーW杯 ポーランド戦に見る日本組織の危うさ

 

本日サッカーW杯日本代表が決勝Tに進出しました。喜ぶべきことですが、海外メディアを先頭に各地でも非難の声が上がっています。

最後の10分間、両チームの振る舞いは見苦しかった。こんなことはワールドカップでみたくないという、そのものだった。試合が茶番になった。

日本は81分、センターフォワードに代えてMF長谷部誠を投入した。長谷部は試合の速度を遅くした。長谷部は、チームがイエローカードの枚数で勝っているという事実を強調し、チームメイトにプレイを遅くするよう伝えた。

長谷部の行動は、試合最後の5、6分の雰囲気を強く決定づけた。両チームとも動かず、ボールを押し込もうともしなかった。無気力が試合の勢いを失わせ、とてもひどい結末にした

英プレミアリーグ・エバートンの元MFレオン・オスマン氏(BBC Two)-

 

1982年や1986年に試合を見ていた時を思い出す。オーストリアや西ドイツがああやって、しかももっと長いこと、試合時間を消化していた。

よその試合がどうなるかに自分の運命すべてを預けてしまうなんて、監督として、あぜんとする。

少し日本ひいきになっていたのだが、次の試合でぼろ負けしてもらいたい。

-北アイルランド監督のマイケル・オニール氏(BBC Two)-

 

日本を贔屓して応援していた人が、ぼろ負けしてもらいたいと感想を述べるのほど酷い試合だと映った様です。

そもそもとてもお粗末な試合だったものが、茶番と化した。

ワールドカップでの順位を決めるのに、もっとましなやり方があるはずだ。得点数が重視されるべきだ。得点こそ、サッカーで一番大事なものなのだから。警告を受けるのは誰にでも出来る。

国際サッカー連盟(FIFA)にとっても、恥ずかしい事態だ。

(日本選手が、近くにポーランド選手がいないのに、またぎフェイントをした後)笑うべきではないが、完全な茶番になった。審判が手を振っている、何に対して? 審判が無理やり、選手にプレイさせることはできない。

-BBC Twoのコメンテーター、マーク・ロウレンソン-

 

もし日本がグループステージを突破できていなかったら、日本は笑いものになって、自業自得だと言われたはずだ。日本は賭けに打って出たんだ。

サッカーのこんな試合を見るのは全く好きじゃない。ただ、攻め続け、再び失点してグループステージを敗退していたら、日本はばか正直で愚かだと言われていただろう。

現実世界では時々、奇妙な状況が作られる。そして日本はチャンスをつかんだ。セネガルが得点していたら万事休すだった。

-元スコットランド代表FWパット・ネビン氏(BBCラジオ5ライブ)-

 

 

今後さかんに議論される試合になるだろう。こういうことがあるから、グループステージ最終戦は同時に行われる。日本は走っていない。2人の日本選手が、お互いにボールを回し合っているだけだ。15ヤード(約13.7メートル)以内にポーランド選手は誰もいない。

最後の15分で、この試合は有名なドイツ対オーストリア戦の流れをくむ茶番の一種になった。ただそれは、1982年には存在しない危険を伴うものだった。

日本が賭けに出たことで、試合が止まってしまった。セネガルが得点していたら、日本はグループステージに敗退し、費やした全ての時間が無駄になるかもしれなかった。日本はフェアプレイ(ポイント)で勝ちあがったが、これをフェアプレイと言えるだろうか? これが、大会の精神なのだろうか?

-BBCラジオ5ライブのコメンテーター、コナー・マクナマラ-

 

決勝T進出に拘るにあたり、スポーツマンシップを汚し醜態を晒した、というのが大方の意見の様です。

日本の組織らしい戦い方といえばそれまでですが、サラリーマン社長の企業の多くはリスクをとって挑戦して売上を増大させるより、無難に勤め上げることを良していますが結局は受け身なため迅速に対応できず、リスク管理にすらならないケースが増えてきています。今回の様な受動的な姿勢では、主導権を持って動けず結局は相手任せになってしまうため、勝ち上がったのはただ運が良かったに過ぎない、といった見方もできます。この様な主体性のない個人や組織といったものは、とりわけ欧米では嫌われます。姑息と取られてしまうのでしょう。

こういったケースではよく「勝つためには手段を選ばない」、といった考えが語られますが、これは誤っており、

本来は「それが有効であれば、勝つためには手段を選ばない」です。

今回の様なスポーツではとりわけ、何億といった観戦者もいるため、彼らがどんな気持ちで観戦していたかを考えても全く有効でないことが分かります。

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