menu

“AIスカウト“で変わる人事 ネットで人材発掘 企業に紹介

インターネット上の交流サイトなどに個人が公開しているプロフィールをAI=人工知能が分析し、人材を求めている企業への転職をすすめるサービスが登場し、企業の採用活動の新たな方法として広がるか、注目されそうです。

東京・渋谷区のベンチャー企業「Sansan」は名刺を交換したビジネスマンの個人が交流できるSNSを運営しています。
この会社では、200万人に上るSNSの利用者に企業から転職の誘いがくるという人材の仲介サービスを始めました。

SNSに公開されている名刺のデータや交流の履歴をAIが分析し、人材を求めている登録企業の中から条件や相性が合いそうなところをSNSの利用者に提示します。
担当者の西村晃さんは「日々のビジネス活動が蓄積されたデータを基に客観的に企業を推薦できるのが強みだ」と話しています。

一方、東京・渋谷区のベンチャ-企業「スカウティ」はツイッターやフェイスブックといった交流サイトやブログなどに個人が載せているプロフィールや書き込みをAIで分析し、人材を求めている企業に紹介するサービスを始めました。

この会社のサービスは、ネット上のあらゆる場所を対象に書き込みの内容を分析し、書き込んだ個人が転職を希望しているかどうかにかかわらず、人材を求めている企業に紹介するのが大きな特徴です。
現在は人材を探す対象を技術系の職種に絞っていますが、すでに35の企業が利用しているということです。

島田寛基代表は「個人が情報をオープンにし、誰でも人工知能が使えるようになって企業の採用活動は変化していくのではないか」と話しています。

こうしたAIを活用して人材を探し企業に紹介するサービスは欧米では浸透しはじめていて、今後、日本でも企業の採用活動の新たな形として広がっていくか、注目されます。

“AIスカウト”で転職した人

AIに見いだされて、実際に転職に踏み切った人がいます。
ソフトウエアエンジニアの清水陽一郎さん(31)は、大手の精密機器メーカーに勤めていましたが、去年ベンチャー企業から突然面会を希望するメールが届きました。

このベンチャー企業が利用していたのが、「スカウティ」のサービスです。清水さんがツイッターやブログ、それに技術者の交流サイトで発信していた情報の内容がスカウティのAIの目にとまり、スカウティのサービスに登録している35の企業のうち特に相性がよいと判断されたベンチャー企業からメールが送られてきたのです。

勧誘のメールは、転職したベンチャー企業の人事担当者が書いたもので、清水さんは、その裏側にAIによる推薦があったとは全くわからなかったといいます。

清水さんは「モノを作るメーカーからウェブ系の会社に転職できるとは思っていませんでした。自分で探そうと思っても見つけられない企業との巡り合わせが生まれたので、情報を公開していたかいがありました」と話していました。

サービスの仕組みは

「スカウティ」が手がける人材サービスは、SNSやブログなどインターネット上に公開されている情報を、AIが分析して人材を探す材料にしているのが最大の特徴です。

AIは、書き込みの内容からその人が持っている技術や資格のほか参加した勉強会などのイベント、それにどんな職種や業種の人との交流が多いかを判断し、これらを基に業務上の能力や社会的な影響力を類推して数値化します。

例えばソフトウエアの技術者の場合は、どんなプログラミング言語を使えるかや過去に携わった仕事の開発案件などもリスト化して、人材を探している企業に示します。

一般的な転職支援サービスは、希望者がみずからサイトに登録しますが、スカウティのサービスは、転職を望んでいるかどうかは関係なくスカウトの対象になり、企業に紹介されます。

またSNSに掲載している経歴や書き込みの内容から本人の勤め先や勤続年数、今の仕事に対する満足度を読み取って、それによって転職の可能性が高いか低いかを分析し、どの人材が採用につながりやすいかを企業側にアドバイスする機能も備えています。

AIが発掘した人材のデータベースは、現在90万人を超えているということで、今後は、ネット上に公開されている学術論文なども分析の対象にして、より幅広い業種や職種を発掘の対象にして、精度も高めていく計画です。(NHK NEWS WEB)

お母さんの手料理「母の手料理」届けます、トルコで新たな宅配サービスが人気

ニッポンの大問題 ギグエコノミーの吉凶

関連記事

  1. 資金がない状態から始まった35の大企業

    ベンチャーキャピタルは麻薬だ、そしてVCでクスリ漬けになる可能性もある。しかしほとんどの創業者たちに…

  2. AIと英会話ができるアプリ

    人工知能と英語の勉強

    そろそろ今年も残り僅かです。社会人の多くは今年の目標に英会話をあげるのですが、時間に追われなかなか達…

  3. fruits

    (前)ブラジルの未来を切り開く日系人経営者 越山 末巳

    ここノルデスチの地で、天職に生きる大和魂と日本精神を持ったサムライ経営者・越山が、1982年にバイア…

  4. 韓国発IoT スマホで植物を“遠隔育成”できる植木鉢

    最近はIoT家電も徐々に発売されつつありますが、今回紹介する『planty』は、…

  5. 補助金頼りの起業支援」が失敗しまくるワケ

    補助金で地方の起業を促進できるのか最近、地方創生に関して、「内閣府が移住での起業に最大300…

  6. 異彩を放つ世界のアントレプレナー8人

    ミハエル・ワイズ / IBL Software Engineering / スロバキアIBL…

  7. 「D2C」というリテールの新潮流

    先日、「急成長の「子供服の定期購入」サービス 創業半年で23億円を調達」という記事がNewspick…

  8. 中国打賞

    デジタルで変わる中国

    中国・深圳は今非常な勢いで変貌しているののですが、 そんな深圳のファーウェイ本社社員が、アプリや…

暗号通貨相場


最近の記事

  1. kizzania_smallstart
  2. israel-startup-map_smallstart
  3. wordpress_smallstart
  4. startupfailed_smallstart
  5. startbusiness_smallstart

暗号通貨

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

為替情報

為替コンバータ

ブログ更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。アドレスは管理人でも知られません。

PAGE TOP