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74言語対応。翻訳機を超えた、夢の「通訳」機 share

■世界の人と交流できる、手のひらサイズの通訳機

POCKETALKは手のひらサイズの通訳機。話しかけるだけで、指定の言語に翻訳して電子音声で再生される。英語から日本語へ、日本語から英語へといったような相互翻訳が可能なので、POCKETALKを介して世界50言語以上の人々とコミュニケーションをはかることができる(ただしペルシャ語など、一部言語はテキスト表示のみとなる)。

翻訳には、クラウド上の最適な翻訳エンジンを利用。例えば日-英の翻訳ならGoogleを、日-中ならBaiduを、という具合に言語により切り替えている。

翻訳には、クラウド上の最適な翻訳エンジンを利用。例えば日-英の翻訳ならGoogleを、日-中ならBaiduを、という具合に言語により切り替えている
翻訳には、クラウド上の最適な翻訳エンジンを利用。日-英の翻訳ならGoogleを、日-中ならBaiduを、という具合に言語により切り替えている

端末は開発パートナーであるTravis社(オランダ)との共同開発によるもの。日本国内ではソースネクストの独占販売となる。Wi-Fiモデルの本体価格は24,800円で、世界61か国で2年間利用できるソラコム提供の専用グローバルSIMとのセット価格は29,800円。ソースネクストeSHOP(オンラインサイト)、全国の家電量販店で販売するほか、事業者に向けてはレンタルもおこなう。発表会では剛力彩芽さん、吉田沙保里さんが舞台上で製品の使い勝手を試した。

■スマホで翻訳する場合とどう違う?

発表会にはソースネクスト代表取締役社長の松田憲幸氏が登壇して製品の特長をアピールした。スマートフォンで音声翻訳をおこなう場合との違いについて、同氏は「世界61か国で利用できるグローバルSIMが付属されるので、面倒な通信の初期設定が不要。スマホはロックを解除して翻訳アプリを探し、アプリを起動させる手間があるが、本製品なら起動させるだけ。またダイナミックスピーカーを内蔵しているのでスマホより音声が聞きやすい。このほか、見知らぬ人にスマホを渡さなくて良いので安心して使える」といった点を挙げた。

ソースネクスト代表取締役社長の松田憲幸氏(左)と、ソラコム代表取締役社長の玉川憲氏(右)
ソースネクスト代表取締役社長の松田憲幸氏(左)と、ソラコム代表取締役社長の玉川憲氏(右)

国内市場では先行する通訳デバイスの競合製品が人気を集めている。これについて、松田氏は「POCKETALKの方が対応言語数が多くて、しかも双方向。翻訳の精度も高く、長文にも対応している。また翻訳履歴の表示もできる」といった点を差別化要素に挙げた。

POCKETALKと競合製品との比較
POCKETALKと競合製品との比較

様々な利用シーンで活用できるのもPOCKETALKの大きなメリット。ソースネクストでは海外旅行、ビジネスの現場、語学学習、インバウンドの観光客への対応、といった場面での利用を想定している。2020年までの販売目標は50万台に設定した。同社では訪日外国人数の増加、2020年の東京オリンピック開催、小学校の英語必修化などによる市場の拡大に期待を寄せている。

様々なシーンでの活用を想定

■海外モデルとの違いは?

質疑応答にはソースネクスト 技術戦略室の川竹一氏が対応した。海外でTravisが販売するモデルでは80言語対応をうたっているが、との質問に同氏は「製品のスペックは同じ。もともと現時点で105言語に対応しており、その中で会話ができるものが42言語ある。音声入力はできるが発話できない、テキスト表示ならできる、など言語により対応状況が異なる。どの数字をとるかという問題で、ソースネクストでは双方向で自由にコミュニケーションできる”50言語”が分かりやすくて良い数字だとの結論に達した。もちろん、国内版には技適も通してある」と説明した。(RBBTODAY)

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