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VRとロボットアームが、遠隔手術を可能にする

将来、医者が手術室にいなくても、手術を受けることができるようになるかも…?

日々進化している医療技術ですが、VRの活用によって新たな可能性が開かれようとしています。MRI体験ができるVRアプリが開発されるなど、これまで考えられなかったことが実用化されつつある中、今年2017年6月にドイツで開催されたイベント「イノベーションデー2017」で、VRを活用した新たな医療技術が発表されました。

イギリスのRoom One社が発表したその技術は、VRとロボットアームを用いたもの。この技術が進んでいけば、外科手術のあり方が大きく変わるかもしれません。

Video: Ericsson/YouTube

今回発表されたのは、Room One社を中心に開発された、医学生向けのVRデモ。VRヘッドセットと触覚を再現できる手袋などを利用して、「外科医が腎臓に触れるとどのような感覚なのか」を体験できるようになっています。

遠隔操作で動かすロボットアームの先端にはセンサーが搭載され、そのまわりには360度カメラを設置。センサーが収集した触覚に関する情報は、医師が装着した手袋に送信され、触覚が再現されます。360度カメラの情報がVRヘッドセットに送信され、医師は患者の体を遠隔で、リアルに確認できるのです。

Screenshot: Ericsson/YouTube

医学生や経験の浅い研修医たちは、事前に手術や検査の方法を学ぶことはできますが、実際に触れるのは本物の患者さんの臓器。でも、将来この技術が実用化されれば、本番の前に臓器がどんなものかを理解できるようになるかも。臓器を触るとどんな感覚がするのか、ちょっと体験してみたい…!

Join @elenacorchero on a discussion panel exploring how #frontier #tech will impact how we interact with #brands.https://t.co/k5JmS1XNeQ pic.twitter.com/LH5CiKx2DV— Room One (@roomonelondon) 2017年6月12日

Room One社は、「VRヘッドセットを使うことで、医師は手術に没入できる」としています。将来的にはこの技術を使って、遠隔手術を実現させたいそう。今のところ、手術は手術室の中で、たくさんの医師や看護師に囲まれて行なうものですが、将来、手術室にいるのは患者とロボットだけになるかもしれません。

ロボットを使った手術というとピンとこない方も多いかもしれませんが、実は現在、すでに「ダヴィンチ」という手術支援ロボットが実際の医療現場で広まりつつあります。このダヴィンチは、医師が3Dモニターを見ながらロボットを操作して手術を行うもの。しかし、臓器に触れるような感覚を再現する技術はまだ取り入れられていません。(T-SITE)

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