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小さなスタートアップだったNetflixがレンタル業界を破壊して映画制作の世界までも変革した道のりを描く「Netflix vs the World」予告編

1997年に創業したNetflixは当初、オンラインのDVDレンタルサービスとして事業を展開し、レンタル業界に旋風を巻き起こしました。その後、Netflixは映像ストリーミングサービスに進出して独自の番組制作を行って配信できる大企業にまで成長。そんなNetflixの成功の経緯を描いたドキュメンタリー「Netflix vs the World」の予告編が公開されています。

「Netflixの歴史は結構長いものです」と語るのは、リード・ヘイスティングス氏とともにNetflixを創業したマーク・ランドルフ氏。2004年にNetflixを去ってからは、企業家や投資家に向けてアドバイスを行う仕事に就いています。


ヘイスティングス氏とランドルフ氏が目をつけたのが、「レンタルビデオ」の世界。Netflix誕生の時点で、すでにアメリカでは80億ドル(約9000億円)規模の市場が存在していました。


当時アメリカで最大のレンタル企業は「ブロックバスター」でした。しかし、多くの店では借りたいビデオがレンタル中だったり、レジの長い列に並ばなくてはならないなど、解決すべき顧客の不満が存在していました。


「イノベーションは別の業界のテクノロジーからもたらされ、それはアントレプレナー(起業家)から生まれます」と語るのは、Fox Filmed Entertainmentの元会長兼CEOのビル・メカニック氏。


かつてNetflixでマーケティングと顧客獲得の仕事を担当していたコリー・ブリッジズ氏は、「これは、人々が『求めている』ということすら気付いていないサービスを提供する企業を立ち上げ、世の中に知らしめるというチャレンジです」と振り返ります。


「シリコンバレー生まれのスタートアップが、当時最大のレンタル企業だったブロックバスターを破壊したのです」と語るのは、元ブロックバスターのオンライン部門責任者、シェーン・エバンジェリスト氏。


「ブロックバスターはこの小さなスタートアップがものすごい勢いで成長していくのを目の当たりにしていました」


元ブロックバスター会長兼CEOのジョン・アンティオコ氏は「いつかこいつらとは戦うことになるだろうと思っていた」と語ります。


Netflixは、Amazon・ブロックバスター・ウォルマートという3大企業の攻勢を受けて一時期は厳しい立場に追い込まれたことも。


しかし、Netflixが実現したビジネスモデルは顧客に受け入れられ、業界に革新を起こします。やがてNetflixは「ハウス・オブ・カーズ」といったオリジナル番組を制作するに至り、より多くの顧客を獲得することに成功。


成長を続けたNetflixは、ワーナー・ブラザーズとFox、HBOを合わせたよりも大きな企業にまで成長します。


Netflixの後を追うように、各社もNetflixと同じような戦略を展開します。Amazonは独自のストリーミングサービス「Prime Video」を展開。


YouTubeも、「YouTube TV」を立ち上げて番組制作に乗り出しています。


Netflixが実現したのは、顧客を獲得し、そして独自のコンテンツを生み出すようになったというサクセスストーリー。


「顧客がエンターテインメントを消費したいと思う気持ちがあるかぎり、Netflixのような企業が活躍する場があるのでしょう」とランドルフ氏は語っています。


ドキュメンタリー作品「Netflix vs the World」は2019年に公開予定ですが、配給元や公開時期は未定の状態。資金を自ら集めて制作しているジョン・コーゼン氏は、クラウドファンディングプラットフォームのKickstarterで制作の仕上げなどのための資金を募っています。(Gigazine)

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