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VR空間でAIアシスタントが患者に寄り添う!医療向けアプリ「Luna」がリリース

VRは医療でも活用が進んでおり、患者の痛み軽減医学生のトレーニングなど、用途は様々です。

そして、VRとAIによって患者の状態をリアルタイムで把握しながら、AIセラピストとのやり取りを通じて患者の苦痛を軽減するアプリがリリースされます。

米国とイスラエルに拠点を置く医療系企業のVRHealthは、VR/ARを活用した医療目的のアプリ開発を行っています。

同社が新たにリリースする「Luna」というアプリでは、AIのバーチャルセラピストを用いて患者のストレス軽減や、患者の状態のリアルタイムでの把握を可能にします。

バーチャルカウンセリングで、患者の状態を把握

Lunaでは、VR空間内でAIを搭載したカウンセラーと患者とのやり取りを通じて、患者の状態を把握します。

こうして得られたデータはクラウド上で共有され、医師や臨床医が参照することでより患者個人のニーズに合った治療体験を提供します。


本アプリは、既に更年期障害特有の症状である顔面紅潮が発症した患者向けに使用されており、患者にポジティブな効果をもたらしたといいます。

また、アプリを通して収集したデータをリアルタイムで解析するので、重要な情報をより速いペースで共有することができます。

ヘルスケア分野でも活用されるVR

VRは医療業界でも様々な目的で活用されており、最近では患者の治療にVRを役立てる取り組みも登場しています。

VRHealthのCEOであるEran Orr氏は、

私たちの目標は、ヘルスケア分野の様々な領域でセラピーを目的としたVR体験を提供することです。(中略)AIセラピストを用いることで、アプリ使用者は家や医療施設でも効果を得られます。

と、述べています。

Lunaは様々な症状を抱える患者が使えるアプリで、例えば更年期障害や様々な種類のガンの症状に苦しむ患者や、化学療法の治癒プログラムをこなす患者のストレス軽減などにも活用できるとのことです。

また、同社のウェブサイトには、

AIセラピストのLunaは、心理的なアシストや治療目的のVR体験を提供します。(AIアシスタントとのやり取りを通して)患者の脳に働きかけることで、治癒プロセスや患者のセルフマネジメントをサポートします。

と、記載しています。AIを使用したチャットボットは様々なものがリリースされていますが、ユーザーとボットとの会話を通して健康状態やメンタル状態を浮き彫りにします。

こうしたAI活用とVRを組み合わせることで、没入感の高いVR空間でAIアシスタントの存在がより身近に感じられ、患者の満足度も向上しそうです。

実用化の認証も取得、様々な医療用アプリを開発

また、VRHealthはVR企業では初となるISO(国際標準化機構)認証を取得しており、また米国のFDA(アメリカ食品医薬局)が同社のアプリの実用化を認可しています。

同社はこれまでに様々な医療目的のアプリを開発しており、例えば認知トレーニング用の「ReAct」というアプリや、VRで頸椎の可動域の調査やリハビリに使用できる「Aqua Clown」などがあります。

また、同社のウェブサイトではその他に様々なVR体験を紹介しており、痛み軽減用のプラットフォームや、首のトレーニング用のアプリ、瞑想によって痛みを軽減するものなど様々です。

Oculus Go対応で2019年リリース

そして、Lunaは一体型VRデバイスのOculus Go対応アプリとして、2019年1月のリリースを予定しています。

また、VRHealthは既に様々な医療用アプリの提供を行っており、Oculus Go、Oculus Rift対応でリリースしています。

VRの普及によって、医療界にも様々な変革が起きています。医師のトレーニングや患者の治療向けなど用途は様々ですが、これからもVRを活用した様々なソリューションが登場しそうです。

まとめ

AIを搭載したバーチャルカウンセラーと患者がVR空間内でやり取りすることで、患者の治療に活かす「Luna」というアプリが登場しました。

AIカウンセラーとのやり取りによって患者の状態がデータ化され、それを医師が参照することで患者の状態をリアルタイムで把握します。

また、カウンセラーとのやり取りを通して患者個人のストレス軽減にも役立ち、症状の辛さを患者が一人で抱える苦痛を和らげてくれます。

VRもAIも従来の医療に飛躍をもたらす技術ですが、両者が融合することで様々な活用法が今後も開発されていきそうです。

今回の医療の他に旅行などにも様々な可能性が広がるVRですが、VR事業を手掛けている社長から聞いた話だと現実の世界より仮想の世界(ファンタジーやゲーム)での親和性が高いようです。

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