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イスラエル発の匿名AI求人プラットフォーム「Workey」、シリーズAラウンドで800万米ドルを調達

ミレニアル世代の職探しを支援する雇用スタートアップの Workey が、PICO Partners と Magma VC がリードしたシリーズ A ラウンドで800万米ドルを調達した。

2015年にイスラエルで設立された Workey が提供する AI プラットフォームは、ユーザ同士のスキルと職歴を比較し、適切な転職先の候補を挙げてくれる。しかし正確に言えば、このプラットフォームは単に新しい仕事をすぐに見つけるというものではない。このプラットフォームでは誰にも(現在の職場など)知られることなく新しい機会を「受動的に」うかがうことができるよう、ユーザの個人情報は隠される。また、企業とうまくマッチする有望な候補者の紹介もしている。

Workey はまた、人工知能と比較分析を用いることで、それまで考えたことがなかったり知ってすらいなかったような役割を、自分に向いている可能性のあるポジションとして提示してくれる。そして、マッチする企業とあらゆるコネクションを作れるよう、ソーシャルネットワークで Workey とつながることもできる。すると企業は有力候補とコンタクトをとることができ、候補者はそこで初めて自分の情報を開示するかどうか決めることができる。

実際には、Workey は転職先をあまり熱心には探していない「ポテンシャル」人材にも企業がアクセスできるようにしており、一方で雇われる側も求人市場の実情を把握できるようにしている。

workey.png
(上)Workey
Image Credit: Workey

同社ははテック企業の求人にフォーカスしているが、事業開発やマーケティング、セールス、カスタマーサポートなどといった非テック系の職種も多く取り扱っている。

これまでの道のり

Workey は2016年2月にアメリカでプライベート β 版をローンチする以前の2016年初頭、イスラエルの企業向けにプラットフォームをローンチしている。現在のところ拠点のあるテルアビブから遠隔的にアメリカ企業と連絡を取り合っているが、800万米ドルの資金を基に先日ニューヨークに拠点を開き、雇用を進めている。

本日(6月6日)、Workey はアメリカ市場で公式にローンチすることを発表し、既に Amazon や Yahoo、Dell、Oracle、Nielsen、Cisco といった多くの有名企業と取引を進めている。

Yahoo の雇用責任者である Omri Perek 氏は次のように述べた。

志望者主導のマーケットにおいて、Yahoo は常に革新的な雇用アプローチを進められるよう努めており、Workey は非常に重要なサービスであることが分かりました。Workey の簡単に使えて快適なプラットフォームと彼らが提供するスマートで高品質な推薦や人材紹介のおかげで、当社は様々なポジションに理想的な候補者を採用することができています。

人材雇用マーケットプレイスはここ数年で投資の機が熟した段階に入ったことが証明されている。雇用主と短期労働者をつなぐ Shiftgig は2,000万米ドル、24時間対応の人材雇用プラットフォーム Job Today はアメリカ進出に向け2,000万米ドル、ミレニアル世代向け人材雇用サービスの The Muse は成長加速に向け1,600万米ドルJobandtalent は4,200万米ドル、Jobbio は560万米ドルをそれぞれ調達している。

Workey は、就職希望者が企業に応募するというよりむしろ企業が候補者に対して雇用や面接を申し込むことができるようにしており、雇用プロセスを逆にしているという点に限れば、昨年末に7,000万米ドルのシリーズ C ラウンドを完了した人材雇用プラットフォームの Hired といくつかの点で類似している。しかし匿名性と「受動的な」求職活動に重点を置いている Workey は、少し違った視点で人材雇用問題をとらえている。

Workey の CMO である Danny Shteinberg 氏は次のように述べた。(THE BRIDGE)

特に明確な方針もなく長期的な志を貫きもせずに、ある仕事を辞めて他の仕事を、という人があまりにも頻繁にみられます。Workey は従来の求人サイトと違って単に人々に仕事を見つけてもらうことを目的としているのではなく、求人市場や個々のポテンシャルを正確に掴めるようにすることでキャリア構築に取り組む支援をすることが目的なのです。

 

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